こんばんはチアミンです。
衣服や服に出来るシワって中々描くの難しくて
苦手な人結構いるんじゃないでしょうか。
かく言う私も苦手な内の一人で、これを読んで勉強しています。
以下レビュー
■主な内容第1章 体とコスチューム・裸が先か、服が先か簡単なバスト・ウエストライン等について解説されています。
・裸を学ぼうショルダーラインやバストトップ等の服飾用語や
ラインを利用した作画等ついて解説。
・服を学ぼうユル、ピタ、ミックス等のシルエットや
服の厚みの違い3つ、おしゃれとデザインのキーワード
素材、構造などについて解説されています
・古代のコスチューム古代エジプト、ギリシア(ペプロス、キトン)等の衣装の構造について解説されています。
・服を上手く描く三つのポイントそれは縫い目と丸みとシワ3つのポイントを生かすための筒
シワの種類として、縮みジワ・たわみジワ・寄りジワ等について解説されています。
第2章 服のシワ徹底攻略・シワが出来るわけちょっとした動作に伴うもの、しばってできるもの、意図的なもの
縫製上の技術として作り出されるシワについて解説されています。
・自然なシワを描こうブラウス・スカート・Tシャツ・ジャケットなどの
描き込むシワの位置と量(標準・少なめ・多い・もっと多いタイプ)
代表的なアングル(横・斜め・後ろ)での標準的なシワの表現
より自然なポーズのシワ表現などについて解説されています。
・バストとヒップの表現自然なバスト・不自然なバスト・ノーブラ表現
自然にバストラインを見せる演出
ヒップライン・お尻の立体表現や
パンツの表現などについて解説されています。
第3章 OL・学生・カジュアルのコスチューム・OLファッションジャケット・ベスト・ブラウス・パンツ・スカートの構造と袖と襟の演出についてや
パンツを履いた状態での
足を組む(斜め・正面)、足を揃える(正面)しゃがむ(斜め・後ろ)
片膝を立てた時のシワの出来方などについて解説されています。
・学生のコスチュームブレザー
構造(通常・ショートタイプ)、襟元表現、着こなしについて。
ボックススカート
構造(ヒダ数2,4,8本タイプ)、描く手順
色々なポーズ(ちょっと走る、振り返る、座る等)時の制服の表現について。
セーラー
構造(膝丈・ミニタイプ)、胸元とリボン、胴体の演出(ボディラインが通常・適度・演出過剰)
プリーツスカート
構造(8,24本タイプ)、描く手順
セーター・カーディガン
セーラー、ブラウス、ジャケットの中、腰に巻いた状態のについて。
体操服
半袖シャツと短パン、Tシャツ風トップとブルマ
スク水などを着た時のシルエットとシワの表現について。
カジュアル
Tシャツ
襟周り・シワの出来方(腕を横・斜め・挙げる・前後・下ろした状態)
ジーンズ(普通・ショート・ヒップハンガー・ジーンズスカート)の表現について。
・スカート徹底攻略イスに座る(足を伸ばして・揃えて・広げて・片膝を立てて)時や
のぼる、振り返る、まわる、床に座った時の表現等にについて解説されています。
第4章 キャラデザへの道・キャラはどうやってデザインするか森田和明さんがキャラデザする上でのポイントを解説されています。
・キャラデザのネタ衣服の長さ、広がり、形がどの様なイメージに繋がるかについて解説されています。
・くつを学ぼうローファーを描く手順、くつを描く上でのポイント等を解説されています。
■作例複数の人によって書かれていて全編鉛筆書き。
マンガの基礎デッサン 女のコキャラ編と同じような感じです。
描いている人達も恐らく同一だと思います。
■注目点注目点は
スカート徹底攻略の所ですね。
スカートって立っている状態だとそれほど描くの難しくないと思いますけど
座っている時や何か動作している時は
ヒダなどが複雑に変形して描くの難しいですよね。
ここではそうした時のヒダや裾のラインがどのようになっているのかが
よく分かって勉強になります。
■感想今回の本は以前紹介した
「
マンガの基礎デッサン 女のコキャラ編」と同じシリーズで
マンガの基礎デッサンシリーズ第3弾になります。
内容は本の題名どおり衣服の描き方に特化した本で
特に学生服関係について詳しく解説されており
この本で勉強すれば、ブレザーやセーラー服などは
かなり上手に描ける様になるのではないかと思いました。
他にはOL服についてもなかなか詳しく解説されていて
勉強になる所が多かったです。
■この本が向いている人衣服と衣服のシワ(特に学生服)の出来方について勉強したい人
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